日本語タイトル
ザ・プリテンダー 仮面の逃亡者
役名
Jarod(ジャロッド)
Whether it’s love or revenge don’t let unfinished business finish you.
テレビシリーズ最後です。前シリーズ同様日本では地上波では放映されてません。私は北米版DVDを取り寄せて見ました。なので固有名詞等は全部英語に統一してます。どうでもいいけどこのシーズンだけうちにあるDVDのパッケージと今売ってるのとが違う。うちのパケは画像のやつで短髪Jarodです。フランス語は書いてないけど。一方で今のパケの髪型は長髪で、たぶんシーズン後の映画版の頃っぽい。特典含めたDVDの中身は同じなんでしょうか、とそこだけ気になります。
Season4
S04E01 “The World’s Changing”
前回最後に捕まったJarodは、シーズン2に続いてまた上半身裸で檻の中。『The World’s Changing』というタイトル通り、Mr.Parker、Mr.Rainesたちもいなくなって自分の時代だって喜んでる真っ白スーツのサディストMr.Lyleに、ホースで水ぶっかけられていたぶられるという、どの方向に対するサービスよ?なシーンから始まります。
脱線すると、その後も彼の主演作を見るたび思うのが「どうしていつも脱いでるの?」さすがに上半身だけですが、こんな脱いでる俳優は他にいないし、ヒロインより脱いでるし。これってアメリカ的にはファンサービス?日本人的には普通に服着ててほしいです。だって濃いのがヤダ…って、何が?とは聞かないで。
Mr.Lyleはその後も拷問シーンの映像を見返して、両親の話を出されて泣いてるJarodのとこで身を乗り出して真顔で「I love that part.」とか言ってたり、シーズン最初から飛ばしてます。ついて行けません。Sydneyはそんな彼に「You’re a sick man.」って言ってました。超納得。まあ、Jarodは無事に逃げ出して、後にやり返してますが。
Jarodは檻の中で電流流していたぶるのに使われてた装置(車のバッテリークリップのでかいやつ?)を最後に箱に入れてMr.Lyleに残して行ってたけど、去った後の檻のシーンでも思わせぶりにこの機械のアップが映っていたので、脱出後にわざわざThe Centreに戻って持ち出したってことらしい。これは何度も脱出失敗していびられてたのは全部演技で、本当は自在に行き来できるってアピールだったんでしょうか(&仕返ししてやる的な?)。あえて痛い目に遭ってたとか彼も悪趣味なんだけど…。
一方、ビデオレターでMiss Parkerに別れを告げ、前シーズン最後に出てきて仕切ってたThe Triumvirateのメンバーの一人Mutumboを恐れてMr.ParkerはBrigitteと逃亡してます。逃げたJarodは白衣着て原子力研究所に潜入したり、有能…なはずがドジっ子エージェントになって事件を解決したり、妹Emilyを探し始めます。前半との落差が。笑。けど軌道修正してくれてよかった。抱えたファイルを落としそうになってよろよろしてるJarodかわいい。
Mr.Lyleは邪魔な姉Miss Parkerのことも自殺未遂者として精神科に閉じ込めてたり、バレたら保護するためとか弁解してたり、コソコソ陰で企んでたプロジェクトの件がバレたら父Mr.Parkerのためにも姉の協力が必要だとか言い出してみたり、爆弾仕掛けられてるところへ送り出してまたまたバレて嫌味言われてたりと、身内にも信用ならない二枚舌全開でした。もう今回は君が主役でいいよ――って言いたいけど、なんとなく小物感が漂ってる。
S04E02 “Survival”
Jarodの策略でMiss ParkerとMr.Lyleがコンテナに閉じ込められてどこかに運ばれてます。サバイバルしろってことで残されてた保存食が昆虫(バッタ)だったり。暖を取るため用意されてた古新聞で、Mr.Lyleの過去(交換留学のアジアン姉妹を殺した容疑)を知ったり。Mr.Lyleがダクトテープで隙間を塞ぐって言ってる傍で、被害者はダクトテープで縛られてたって記事見たり。母の形見の腕時計を見つけたりもしてます。結局コンテナが辿り着いたのはThe Centreというオチでした。
S04E03 “Angel’s Flight”
クラブに潜入するためJarodは若作りの(おい)ビジュアル系っぽいファッションして黒の囲み目メイクしてます。脱いでるよりファッショナブルな方が嬉しいですが、この路線はなんかオネエ系入って見えるような。笑。マッチョで睫毛バサバサだから?やっぱ普通のスーツ姿が一番かな。。。新キャラMr.Cox(Lenny Von Dohlen)が出てきます。彼はS04E09でBrigitteが死んだ後の始末してたり、S04E19-20でMr.Lyleと共にZoeさらったり、この後も何回か出てきますが、消化不良なキャラのまま終わってしまった感じ。潔癖症設定らしく手すりについた埃を気にする意地悪姑みたいなことしてたのが一番印象的なエピソード。笑。
S04E04 “Risque Business”
Mr.LyleがMiss Parkerを陥れてJarodの潜伏場所を偽装してます。まだパソコンも温かくて近くにいるかもというところで嘘に気付く彼女。なんで分かったかというと現場に残されていたピスタチオ。Jarodはピスタチオアレルギーだそうな。
S04E05 “Road Trip”
事故で双子の姉妹を亡くして責任を感じて家出したZoe(Lisa Cerasoli)が大人になり、人生最後に唯一変わらず接してくれていた祖母へ恩返しをしようとする話。彼女の車に乗ったJarodはワケアリ同士で仲良くなり、振り回されて旅するうちに、恋愛モードになります。新婚夫婦のふりしたり。Jarodは奔放で押しが強いタイプが好みみたいね。彼女を救った後も、家族を探しつつ逃げ続けなければならないため、泣く泣く別れを告げます。「さよなら」って言って去ろうとしたら、「次またその単語を口にしたら蹴るよ」って返されてます。
– Good-bye.
– You ever say that word again, I’ll kick your butt.
– Okay.
– Go.
S04E06 “Extreme”
Miss ParkerたちはJarodの残した手掛かりにより、中華レストランのウェイトレス失踪の謎に迫って、Mr.Lyleの家の奥の隠し部屋を発見します。手錠ついてたり血まみれのシャベルが置いてあったり。その部屋は彼が養父に育てられた場所(→S02E17)にそっくりだって。要するにMr.Lyleの変態サディストぶりは育ての親に虐待されて目覚めたものってことらしい…。彼はアジアン女性を何人殺してるんでしょう。レストランの明細見て話してるところでSydneyが「I don’t eat rice.」って言っててちょっと悲しい。
S04E07 “Wild Child”
Jarodが、幼い頃に飛行機事故で山の中に取り残され野生化して生き抜いてきた女の子を救います。多分、オオカミに育てられた野生児の実話(信憑性の有無も含めたところまで)がベースになってる話。
S04E08 “Rules of Engagement”
母を失い、次に父も病院で死にかけて、医療費とか治療に不信を持った息子たちが銃を持って立てこもり、それをJarodがFBIの交渉人になって説得する話。医療問題はシーズン1からも何度か出てきてるけど、アメリカでは深刻な問題ってことでしょうね。
S04E09 “‘Til Death Do Us Part”
Thomasの死(→S03E18)から一年。今回はその謎が解決されます。必然的にMiss Parkerメインの話です。Thomasのお墓の前でJarodはMiss Parkerに銃向けられて「寝てる間に細工したから撃っても無駄」「枕の下に置いてたし」→撃っても弾出ないってやり取りしてたけど、夜中に一人暮らしの女の部屋の枕元でコソコソしてたJarodって…。ファイル置いたのは自分じゃないって言ってたし、そもそも何しに忍び込んでたんでしょう…。
さて一方で、Mutumboが何者かに射殺されてたり、相変わらずMr.Parkerと妊婦のBrigitteは逃亡してたり。The Centreの指示でThomasを殺したのがBrigitteだったと分かり、Miss Parkerは仇を討とうとするけれど、Brigitteが隠れ家で産気づいてしまい赤ちゃんを取り出す羽目に(この子はMiss Parkerにとって父親が同じ弟か妹)。Brigitteは赤ちゃんを残して前置胎盤で出血多量で死亡。遅れてやって来たMr.Parkerは、それまで一緒に逃亡していたのに冷たい態度。妻の病気も知らなかった。娘に指摘されて「死が二人を別つ時まで(もう死んだから知らん)」って答え。薄情です。
– She died in childbirth. Aren’t you even concerned about your wife?
– Till death do us part.
Brigitteの遺体はMutumbo殺害の容疑者に偽装されて処分されます。死人に口なしです。赤ちゃんはMr.Parkerが看護師に預けてますが、その際に性別すら聞かなかったことで、ますます関心がないのが娘にばれて冷ややかに見られてます。
– Don’t you even want to know?
– Know what?
– If it’s a boy or a girl.
→次のS04E10でMr.Parkerが「Your little brother」って言ってるので弟だったようです。
Miss Parkerは何度もThomasの幻覚(幽霊)を見てましたが、最後に彼とお別れし、生きてるうちに言いそびれて悔やんでた「I love you.」を伝えてます。そしてThomasは成仏してました。←クリスチャンでも成仏なのかって突っ込みつつも、このシーンは他に言いようがない…。
※細かい話だけど、誰がBrigitteにThomas殺害を指示したか。父Mr.Parkerは「Mutumboの指示に違いない、済まない」って死人のせいにしてたけど、その後の死ぬ間際のBrigitteはお産助けてもらいながら、「誰かは知らないけどThe Triumvirateじゃない、The Centre内部の指示」って言ってます。The Centreトップの父が内部の指示を知らないはずないから彼が嘘ついてると。まあ他に犯人いないよね。多分Miss Parkerも分かってる。そして彼女の家に置かれていたファイルの件もとぼけてたけど、娘が仇を討つよう(Brigitteが死んで犯人にされることで、彼がThe Centreに復帰できるよう)仕向けたのも…。Brigitteの方は彼を愛してるからって庇ったりしてたのに。
S04E10 “Spin Doctor”
The Centreから逃亡した時に車に乗せて助けてくれたToddの死の謎を追うためシークレットサービスになって潜入するJarod。彼はわけありっぽいJarodの言動に気付きつつもお金を渡して「アイスでも買え」と親切にしてくれた人です。→S01E01でアイスを食べてるシーンにつながります。
S03E19に続いて連続ドラマ『Profiler – S04E10 Clean Sweep』とのクロスオーバー回。『Profiler(プロファイラー 犯罪心理分析官)』のBailey Malone(Robert Davi)と、Rachel Burke(Jamie Luner)が出演してます。Baileyには前回と職業と苗字が違うのを突っ込まれてます。笑。Rachelにもわけありを見抜かれてたり、いいムードになってたり。彼女は最後「新しい友達が必要なら連絡して」って言いながらJarodとキスしてます。こっちではそれだけで終わってましたが、『Profiler』の方ではまさかのロマンス展開に!そして『Profiler – S04E18 Pianissimo』では一線超えてます。Jarodはよそのドラマで何してるんでしょう…。
※RachelもZoeもJarod母も赤毛なんだよね。マザコンめ…。
S04E11 “Cold Dick”
S02E14とS03E12に続いてArgyle登場3回目でコメディ回。BrootsとMiss Parkerがデキてます。Miss Parkerに自分を「Puff Daddy」とか呼ばせてイチャついてるBrootsに捕まって椅子に縛り付けられてるJarodは「(二人のラブシーン)見てなくちゃいけないの?」って嫌そうな顔で聞いてたり。Mr.Rainsがパンツ姿で踊ったりしてます(夢オチ。だけど?)。S04E04のJarodのピスタチオアレルギーの話が出てきます。
S04E12 “Lifeline”
大昔、英語のファンサイトなどでよく議論されていたのが『Miss Parkerのファーストネームはなにか?』。そして今回の話の神父になってた同級生が「Monica」って言ってるように聞こえる説がありました。「Parker」って言ってるだけみたいだけど、英語圏のファンの中ではすっかりこの「Monica」が定説になってるっぽい。けど演じてたAndrea Parkerは「Andrea」って聞いたって言ってたような。。。→この『Miss Parkerのファーストネームはなにか?』のファンの問いは、小説版2作目『The Pretender-Saving Luke』につながります。
※The Centreは元々グローバルな組織のようですが、初期から所属している年上世代の登場人物たちは近年ヨーロッパから来た設定になっているようです。スペルがイギリス英語なのも、固有名詞化するのとそういう雰囲気を匂わせる意味があるっぽい。そのためかアメリカ舞台(プロテスタントのが多い)なのにみんなカトリック信者です。出てくる宗教エピソードもほとんどカトリック仕様。Miss Parkerは十字切ってたり母のロザリオ持ってたり。母は過去に修道院にもいて神父の知り合いが多くて、娘をヨーロッパへ逃がそうとしてた。Mr.Rainsも聖書持って「奇跡だ」とか言ってヘンに目覚めちゃってたり、部下に洗足式してたり、Miss Parkerの足も変態チックな目つきで見つめてたり。。。Sydneyは役者がベルギー人のフランス訛りでドラマ中ではフランス人設定ぽくて恋人もフランス系で聖クリストファーのメダイ持ってたりやっぱカトリック信者。→映画版最後『The Pretender: Island of the Haunted 』で島へ行き、Parker家のルーツが明らかになるのもこの辺の設定とつながってるようです。
S04E13 “Ghosts From the Past”
S01E17でJarodに退治されてた男が復活してます。人種差別の話でゴスペルや福音派教会が出てきてます。上で書いたように他はカトリックばかりなので、プロテスタント系エピソードは多分唯一くらい?と言っても別に宗教ドラマじゃありません…。
S04E14 “The Agent of Year Zero”
カンボジアのポル・ポト派(クメール・ルージュ)残党とMr.Lyleが過去の犯罪組織の仲間って話が出てきます。Mr.Lyleがタイで女性バラバラ連続殺人を起こした時に助けてくれたらしい…。名前を変えたその男の市民権を阻止し、彼らに家族を奪われた盲目の少女を救う話。Mr.Lyleたちの入れ墨は東南アジアでの活動時代の人肉食の証とか…。血がつながっている弟の過去を知ったMiss Parkerは吐いてます。最後、目の前でお箸でチャイニーズデリの肉片食べてるMr.Lyleを見た時も、いろいろ想像して引いてます。
ちなみにカンボジアなので今回は仏教が少し出てきます。このシーンは日系俳優のClyde Kusatsuさんが店主役で出てますが、よく見るとJarodも靴脱いでます(細かい)ってほんとに宗教ドラマじゃないよ…。アメリカ文化的には信仰=道徳心であり、信心深い=誠実的なキャラ付けなだけ?。そしてMr.Lyleは悪党だし変態だし(これは関係ない)全然信心深くもないですが、アジアン好き設定なだけに彼のオフィスは「仰」「信」の漢字プレートが飾ってあって、並びが「信仰」じゃなくて「仰信」になってたので(仰信は浄土真宗用語)仏教徒かも?なんて。他にもカルマ(karma)がどうのとか、ここでも他のエピソードでも何度か言ってました。まあこのカルマって単語はアメドラだとよく出てくるから、たぶん日本より宗教的な意味は薄そうだけど。
– And if l refuse?
– That’s not really an option.
シーズン2で弟Kyleを殺されたり自分も一度殺され(かけ)てたり、最初の檻の中での恨みとか色々溜まってるJarodとMr.Lyleの因縁の対決シーンがまたあります。今回のJarodはS04E01のお返しで、拉致したMr.Lyleの上脱がせて縛り付けてバケツの水ぶっかけて、電流流すクリップセットしてスタンガン片手にMiss Parkerへ電話しろって脅してます。証言させないための時間稼ぎで例のごとくぬるいけど。このシーン、「もし拒否したら?」「そんな選択肢はない」って返してるJarodが大好きです!個人的にはやられて苦しんでるより、こうやっていたぶる側の彼のが好みです!――って私は何をカミングアウトしてるんでしょう。。。S03E08のシーンが好きなのもそれが理由だったり。。。でも強くてカッコいい彼が好きなだけで、痛そうなシーンやバイオレンスは苦手ですとか今更ながらに弁解してみたり。。。→だから『Iowa』の悪役の彼も嫌いじゃないです。ファッションはすごいけど。と脱線でした。
S04E15 “Junk”
今回のJarodはジャンキーになり切ってヤク中矯正施設に潜入してます。これのおかげで後に別の映画でマジなジャンキー役見ても耐性ついたもんね、とこれもただの独り言です。→『Freeway』。でもボサボサ頭に無精髭でルーズファッションのビジュアルは、『Until the Night』のアル中ニート役の時を連想しました。なんて。。。ストーリーはJarodが過去にMr.Rainsに麻薬の人体実験された時に助けてくれた男への恩返しを彼の娘にするって話です。最後にSydneyに「どうしてあの時助けてくれなかったの」って責めた彼へ、Sydneyは自分が代わりになるからってJarodを庇ったはずだけど騙されて二人とも実験されてたって打ち明けてます。切ない。
S04E16 “School Daze”
20年前、S03E03で娘が死んだ後に自殺したといわれていたMr.Rainsの妻Ednaが生きていたと分かります。彼女はMiss Parkerの母Catherineが信頼していた女性で、今はおかしくなってMiss ParkerをCatherineと呼んだりしてますが、たまに正常に戻ってます。そして母がやり残した仕事『Mirage』について言いかけてまた消えます。今回のJarodは学校の先生になってるけど、いじめっ子にし返すためとはいえ、率先していじめしてます…。手料理持ったシングルマザーの保護者たちに自宅突撃されてたりするのも、何気に社会問題も織り込んでるんでしょう。
S04E17 “Meltdown”
強盗仲間に加わって少女を殺害した犯人を見つけ出す話。凄んで銃ぶっ放してるJarodがカッコいい!←悪役好き。ラリってピアノ弾いてるシーンもカッコいいけど、何故か弾いてる曲がバージョンによって違うとか。うちのはジャンジャンジャーンってクラシックみたいなの弾いてますが…ってそんな説明で分かるかっての。最後にJarodがオルゴールもって去る時に流れてた曲と同じです。違うやつだとそっちも変わってるんでしょうか。パケの違いはこれ?→他にもS04E05やS04E09なども音楽が差し替えになってるらしい。
S04E18 “Corn Man A Coming”
Miss Parkerは引き続き母に関わるプロジェクト『Mirage』と、事情を知っているらしきEdnaを追っています。けれど彼女は自殺(と見せかけて)夫Mr.Rainsに消されてます。Miss ParkerはJarodの残したヒントを元に母の墓をBrootsと掘り起こし、棺の中が空と知ります。
S04E19-20 “The Inner Sense Part1-2”
泣く泣く別れたはずのS04E05のZoeといきなりイチャイチャしながらお風呂に入ってるJarod。彼女の足にキスしまくりながら二人で旅行の計画してます。前回、ガンの彼女に新しい治療法はまだあるみたいなこと言ってJarodは励ましてたけど、それが効いてるみたい。心配して損したよってとこでビデオレター。前シーズン最後に別れた父Charlesと1年ぶりの会話。父にZoe紹介してます。父は妹Emilyを見つけたと告げます。旅行はお預けで探しに行くと、妹は窓から落ちて病院へ。追手が迫る中、父とJarodは妹を隠れ家へ移します。その頃、Miss ParkerたちはMr.Rainsの古いディスクを復元。それは母Catherineの死んだはずの日以後の映像で、あの日母はエレベーターで死んでいなかったと知ります。
Jarodと父Charlesは妹のメモを元に爆弾魔のEthanを追います。彼は頭の中の声と会話していてちょっとおかしい男。そしてMr.Rainsの別荘で分娩台だの父の精液だのを見つけます。一方、古いディスクによりMiss Parkerたちは母が妊娠していたことを知ります。映像の中の母は子供Jarodを呼んで「あなたの弟よ」とかお腹触らせてます。Miss Parkerは真相を教えろと電話でJarodに問うものの記憶がないと。その頃ZoeはJarodの弱点ってことでMr.Lyleたちにさらわれてます。
Jarodの記憶を呼び起こしたところ、爆弾魔のEthanはMr.Rainsの指示でCharlesの精液を使って実は死んでいなかったCatherineが産んだ息子。つまりMiss ParkerとJarodの弟と分かります。この子作りが『Mirage』project。Ethanを爆弾魔として操っているのもMr.Rains。Ethan出産後、(Mr.Parkerの計画通り)今度こそ本当にCatherineを撃ったのもMr.Rains。
そのMr.RainsはMr.Parkerたちへの裏切りがバレて失脚して檻の中。Miss Parkerが真実を聞き出そうとしたところで背後から父の方が撃ってます。口封じです。
ZoeはCharlesが救い出し、Jarodは弟Ethanを止めるために彼が爆弾を仕掛けた列車に。そこにMiss Parkerも乗り込んで、兄姉で弟を救うという展開に。Ethanの頭の中の声は彼の母=Catherine。息子を諭したりしてます。Jarodは爆弾を積んだ列車の経路を廃線側へ切り替えるものの爆発自体は止め切れず。電車から飛び降りる三人と、その背中から襲い来る爆風と炎が画面を包んだところでTVシーズン終わり。
ということであちこち弟妹増えすぎです。EthanがMiss Parkerの弟ってことは双子のMr.Lyleにとってもそうなはずだけど、彼はJarodを捕まえる方担当でEthanには全然絡んでません。まあこの辺は話の都合もあるけど…。
Jarodはシーズンを通して、死んだ弟Kyle、妹Emily、父Charles、クローンのGemini、そして弟Ethanとは会えましたが、母Margaretは行方知れずのまま終わってます。このシーズン4では探してすらいない。。。Miss Parkerも弟Mr.Lyle、Mr.ParkerとBrigitteの子で弟、弟Ethanと(S03E14死んだ養女の妹Faith)と弟妹増えてます。実は父親がMr.Parkerではなかったって話も映画版では――